はじめに
「日焼けしたら痒い発疹が出る」「何日経っても引かない」そんな経験はありませんか?
私は5年ほど前の5月、急に脛や太ももに発疹が出ました。最初は蕁麻疹かと思っていましたが、心当たりもなく何日経っても引かないのでおかしいと思い病院へ。そこで「多形日光疹」と診断されました。
当時はまさか紫外線が原因とは思っておらず、日光が降り注ぐお昼に半袖シャツで受診したところ、「腕に日焼け止め塗っていないの⁉︎この後発疹出るわよ」と先生にかなり驚かれました。でもそれも無理はないと思うんです。ロングパンツにむくみ防止のハイソックスを履いて仕事していたのに脛に発疹が出たのですから、まさか紫外線が原因だとは思いませんよね。
このページでは、多形日光疹とはどんな症状なのか、当事者として感じていること、そして日常的な対策についてお伝えします。同じ症状で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
多形日光疹とは
多形日光疹(たけいにっこうしん)は、紫外線に対するアレルギー反応によって皮膚に発疹が出る疾患です。
日光に当たってから数時間〜1日以内に症状が現れ、痒みを伴う赤い発疹や丘疹(ぶつぶつ)が出ます。ひどいときは水ぶくれになることもあります。日光を浴びなければ数日〜1週間程度で治まりますが、また日光に当たると繰り返し症状が出ます。
主な症状
- 痒みのある赤い発疹・丘疹
- 肌がボコボコ・カサカサになる
- 症状が出ると数日〜1週間程度引かない
- 日光を浴びるたびに繰り返す
出やすい部位
日光が当たりやすい部位に出やすいです。
- 腕・手の甲
- 太もも・すね
- 首・デコルテ
- 顔
よくある誤解
「色白の人だけがなる」は間違い
多形日光疹は色白の人がなるイメージを持たれがちですが、そうではありません。私の母も同じ症状を持っていますが、日焼けして肌の色が濃い方です。肌の色に関係なく発症します。
同じ症状が出ているのに「自分は色黒だから日焼けアレルギーではないはず」と思い込んで、受診が遅れてしまうケースもあるようです。肌の色に関わらず、心当たりがある方は皮膚科への受診をおすすめします。
「日焼けしにくい季節は大丈夫」は間違い
紫外線は曇りの日でも降り注いでいます。また、5月〜6月は真夏より日差しが弱いイメージがありますが、紫外線量は真夏に匹敵するほど強い時期です。
私が最初に症状が出たのも5月でしたが、うっかり対策を怠って発疹を爆誕させてしまうのは実は3月が多いです。まだ寒いし大丈夫だろうと油断しがちですが、3月から紫外線はすでに十分強い。春の訪れとともに対策を始めることを強くおすすめします。
遺伝との関係
多形日光疹は遺伝的な要因が関係していると言われています。私自身、後になって母も50歳ごろに同じ症状が出ていたことを知りました。家族に同じ症状を持つ人がいる場合は、自分も発症しやすい可能性があります。
診断を受けるには
症状が出たら皮膚科を受診してください。多形日光疹は問診と視診で診断されることが多いです。
受診時に伝えると診断がスムーズになる情報:
- 症状が出たタイミング(日光に当たった後かどうか)
- 症状が出る部位
- 何日くらい続くか
- 家族に同じ症状の人がいるか
日常的な対策
多形日光疹はうまく付き合っていくことが大切です。私が実践している対策をご紹介します。
日焼け止めを毎日塗る
曇りの日も紫外線は降り注ぐので、毎日の習慣にすることが重要です。SPF50・PA++++を目安に選んでいます。服や小物でカバーしにくい耳などのパーツには日焼け止めを必ず塗ります。
本来は服を着こんで防ぐほうが好きなのですが、夏は熱中症のリスクもあるため日焼け止めを積極的に活用しています。バッグに常備して、気になったときにこまめに塗り直せるようにしています。
UPF値が明記された服を選ぶ
「UV対策」表記だけの服では不十分な場合があります。UPF値が数値で明記されている服を選ぶことで、より確実に紫外線をカットできます。
UPF値が明記されていない服でも、UVカット加工のレギンスの上にロングボトムスを重ねるといった工夫でカバーすることも可能です。完璧な対策が難しい日でも、できる範囲で重ね着を活用しています。
時間帯を意識する
紫外線が強い10時〜14時の外出はなるべく避け、対策を万全にしてから出かけます。とはいえ仕事や家庭の都合でそうもいかないことも多いので、運動や自分のための外出であれば夕方以降や早朝の時間帯がおすすめです。
帽子・アームカバー・日傘を活用する
服だけでなく、帽子やアームカバーで露出部分をしっかりカバーすることも大切です。ひとつ注意したいのが「境目」です。アームカバーと袖口の境目、靴下とボトムスの境目は日光が当たりやすく、日焼け止めを塗っていても摩擦で効果が落ちやすいため特に気をつけてください。
まとめ
- 多形日光疹は紫外線アレルギーによる皮膚疾患
- 肌の色に関わらず発症する
- 遺伝的な要因が関係している場合がある
- 日焼け止め+UPF値が明記された服の組み合わせが有効
症状が気になる方はまず皮膚科を受診してください。このサイトでは、多形日光疹の方にも安心して使えるUPF値が明記された服だけを掲載しています。
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