色の濃い服・薄い服、実際どっちが焼けにくいと感じたか

日傘とUVカットカーディガンを並べた写真 Uncategorized

「濃い色の方が紫外線を通しにくい」というイメージ、なんとなく持っている方は多いのではないでしょうか。私も昔からそう聞いていましたし、なんとなくそういうものだと思っていました。

調べてみると、これは主に日傘の遮光率の文脈でよく語られる話でした。黒や紺のような濃い色は光を吸収しやすいため遮光性・UVカット率が高くなりやすく、逆に白のような薄い色は、白い糸自体が光を通しやすい性質を持つため、紫外線カット効果が低くなりやすいとされています。

では、これは服にもそのまま当てはまる話なのでしょうか。今回、自分の体験と照らし合わせて考えてみようと思ったのですが、書き始めてすぐに、あることに気づいてしまいました。

そもそも、比較できる服がなかった

色の違いによる体感を書こうとして、自分のクローゼットを振り返ってみたんです。そこで気づいたのが、発疹が出るようになってから、紫外線が強い時期に色や生地で冒険したことがほとんどないということでした。

多形日光疹と診断されて以降、紫外線が強い時期(だいたい春先から夏場にかけて)は、基本的にUVカット加工がついた服しか着ていません。透け感がなく、生地がしっかり詰まった厚手の服を着ることもあるのですが、それは決まって秋冬。紫外線量が少ない時期だけです。

つまり、「色の濃淡だけを条件に揃えて、純粋に比較する」という機会が、そもそも生活の中に存在していなかったんです。これは自分でも書きながら意外でした。

唯一はっきり覚えているエピソード

比較実験こそできていませんが、色や生地に関して、はっきり記憶に残っている出来事が2つあります。

発疹が出た服:白い、透け感のある薄手の生地でした。UVカット加工はついていなかったと思います。見た目には涼しげで気に入っていたのですが、着ていて肌に発疹ができました。

大丈夫だった服:青緑色のUVカットパーカーです。透け感はなく、生地もしっかりしていました。炎天下でも問題を感じたことはありません。

こうして並べてみると、「白(薄い色)は焼けて、青緑(濃い色)は焼けなかった」という、色の濃淡による違いのように見えます。でも正直なところ、これは色の違いだけが理由ではないと思っています。白い方はUVカット加工がなく透け感のある薄手生地、青緑の方はUVカット加工つきで透け感のない厚手生地。色以外の条件も全部違うので、色そのものの効果を切り分けて語ることはできません。

色より先に見るようになったもの

この経験から、服を選ぶときに色の濃淡はあまり気にしなくなりました。代わりに優先して見るようになったのは、次の2点です。

  • UPF値が数値で明記されているか
  • 生地に透け感がないか、ある程度の厚みや密度があるか

色が濃くても薄手でシアーな生地なら不安ですし、色が薄くてもUPF値がしっかり明記されている生地なら、そこまで心配しなくていいはずです。少なくとも自分の実感としては、色よりもこの2点の方が影響が大きいと感じています。

日傘の話と、服の話は分けて考えたい

「濃い色の方が紫外線を防ぎやすい」という話は、日傘の世界ではよく語られている一般論として、それなりに根拠がありそうです。ただ、今回自分の体験を振り返ってみて感じたのは、同じ「色」の話でも、日傘と服では単純に同じように語れないのかもしれない、ということでした。

日傘は基本的に一枚の生地で、色そのものの性質(光を吸収するか、通しやすいか)が結果に直結しやすいのだと思います。一方、服はUVカット加工の有無、生地の織り方や厚みなど、色以外の要素が複雑に絡み合っています。私自身、発疹が出た服と大丈夫だった服を比べても、色以外の条件がすべて違っていたので、色だけの効果を切り分けることができませんでした。

まとめ

  • 「濃い色の方が焼けにくい」というイメージは、主に日傘の遮光率の話としてよく語られており、それ自体は根拠のある話のようだ
  • ただし服の場合は、UVカット加工の有無や生地の厚み・透け感など、色以外の要素も複雑に絡むため、日傘と同じようには語れない可能性がある
  • 自分の体験でも、色だけを条件に揃えて比較する機会が生活の中にそもそも存在せず、色そのものの効果は正直まだ検証できていない
  • 色の濃淡よりも、UPF値の有無、生地の透け感・厚みを優先して見るようになった
  • もし同じように迷っている方がいれば、色にこだわるより先に、UPF値が明記されているかを確認することをおすすめします

UPF値が明記されたブランド・商品については「UPF値明記のUVカット服一覧」のページでまとめています。あわせてご覧ください。

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