「思春期・青年期の女性に多い」ってどこまで本当?自分の場合

窓辺でお茶をする母娘の写真 Uncategorized

多形日光疹について調べると、必ずと言っていいほど「女性に多く、思春期から青年期にかけて発症しやすい」という説明が出てきます。私自身、診断を受けたときにこの情報を目にして、少し引っかかりました。

私が発症したのは30歳を過ぎてから。思春期でも青年期でもありません。今回は、この「よく言われる傾向」と、実際の自分・家族の経験を照らし合わせて考えてみます。

医学的には「思春期・青年期の女性に多い」とされている

いくつかの医療情報を確認すると、多形日光疹は女性であることや、思春期から青年期であることが関係しているとされていると説明されています。原因ははっきり解明されていないものの、統計的にはこの年齢層・性別で発症例が多いというデータがあるようです。

一方で、興味深い指摘もありました。ある皮膚科の解説では、男女問わず発症するものの、屋外での活動機会や服装の違いから女性の方が気づきやすく、日焼け止めや化粧品を使う際に違和感を覚えて受診し、そこで判明するケースが多いとされています。つまり、女性に多いというデータの背景には、「女性の方がそもそも気づきやすい・受診しやすい」という行動的な要因も関係しているのかもしれません。

私の場合:30歳を過ぎてからの発症

私自身が発症したのは、思春期でも青年期でもなく、30歳を過ぎてからでした。それまで紫外線に対して何か特別な反応が出たことはなく、ある日突然、発疹に気づいて皮膚科を受診した、という経緯です。

「思春期・青年期に多い」という情報だけを見ていたら、自分がこの症状だとは思い至らなかったかもしれません。実際、発症した当初は「まさか自分が」という気持ちが強くありました。

母は50歳ごろに発症

さらに言うと、私の母も50歳ごろに同じ症状を発症しています。しかも母は色黒な方で、「日光アレルギーは色白の人に多い」というイメージとも少し違います。

母娘そろって、統計的によく言われる年齢層・イメージからは外れた発症だったことになります。もちろんこれは家族2人分のエピソードに過ぎないので、何かを断定できるものではありません。ただ、「思春期・青年期の女性」という情報だけを鵜呑みにしていたら、母も私も、自分の症状になかなか気づけなかったかもしれない、とは思います。

「当てはまらないから違う」とは限らない

この経験から感じるのは、医学的な傾向はあくまで傾向であって、当てはまらない例は普通にある、ということです。年齢や性別のイメージだけで「自分はこの年齢だから大丈夫」「思春期はとっくに過ぎてるから関係ない」と思い込んでしまうと、実際に症状が出ていても気づくのが遅れる可能性があります。

特に、先ほどの「女性の方が気づきやすいだけで、実際は男女問わず発症する」という指摘を踏まえると、年齢や性別に関わらず、紫外線に当たった後の肌の変化には注意しておいた方が良さそうです。

まとめ

  • 多形日光疹は医学的に「思春期・青年期の女性に多い」とされているが、これは統計的な傾向であり、絶対的なものではない
  • 女性に多いというデータの背景には、女性の方が気づきやすく受診しやすいという行動的な要因も関係している可能性がある
  • 私自身は30歳を過ぎてから、母は50歳ごろに発症しており、どちらも「思春期・青年期」という一般的なイメージには当てはまらない
  • 年齢や性別のイメージだけで自分は当てはまらないと決めつけず、紫外線に当たった後の肌の変化には注意しておくことが大切

多形日光疹の基本的な症状については「多形日光疹とは」のページでも解説しています。あわせてご覧ください。

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